関東には、初心者からベテランまでいけるおすすめの山が沢山あります。
そこで、関東でおすすめの日帰り登山のできるおすすめの山を、奥多摩エリア、丹沢エリア、秩父エリア、奥秩父エリアに分けてみました。
アクセスも電車の駅からバス乗り継ぎで行ける山を選んでみました。
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目次
奥多摩エリア
三頭山(みとうさん)1531m
名前のとおり、3つの峰を持っている山で、「奥多摩三山」のひとつです。
三頭大滝などを経て、三頭山に登るコースは、高低差は500mほどなので、親子でもゆっくり歩いて登ることができます。
【登山情報】
早めに下山して、森林館・木材工芸センターで工作などを体験するのもいいですね。
都民の森入口バス停→三頭大滝→ムシカリ峠→三頭山(10分)→鞘口峠→都民の森入口バス停
3時間30分
【アクセス方法】
JR武蔵五日市駅からバスで「都民の森入口」下車
鷹ノ巣山(たかのすやま)1737m
奥多摩の中ボス的存在である山が鷹ノ巣山です。
コースは色々ありますが、どのルートで登るにせよ、日帰り登山としては間違いなく中級レベルの山です。
東日原BSから登る場合、長い登り坂が続くうえに展望がほとんどありません。
でも、たどり着いた山頂はなかなか広くて、晴れていれば富士山の眺めも最高です。
さらに石尾根へ下るルートは、草原広がっていて気持ちよい登山ができます。
【登山情報】
峰谷バス停→登山口→鷹ノ巣山避難小屋→鷹ノ巣山→水根沢分岐→榧ノ木山分岐→水根沢の木橋→水根バス停 7時間
【アクセス方法】
JR青梅線奥多摩駅から西東京バスに乗車して峰谷バス停で下車
水根バス停から西東京バスに乗車してJR青梅線奥多摩駅で下車
丹沢エリア
檜洞丸(ひのきぼらまる)1601m
登りは決して楽ではない檜洞丸です。
山頂もブナの木に囲まれているので、展望もあまり良くありません。
しかし、山頂から犬越路にいたるコースは見晴らしの良い稜線歩きになり、晴れていれば富士山を横目に尾根道を歩くこともできます。途中には鎖場や岩場など変化に富んで面白いコースです。
また山頂付近も木道が整備されていて歩きやすく、雪の舞う時期に登れば樹氷を見ることもできます。
【登山情報】
西丹沢自然教室→檜洞丸登山口→ゴーラ沢出合→展望園地→石棚山コース合流点→檜洞丸→石棚山コース合流点→展望園地→ゴーラ沢出合→檜洞丸登山口→西丹沢自然教室
4時間35分
【アクセス方法】
新松田駅からバスに1時間10分ほど乗って西丹沢自然教室で下車。
丹沢山(たんざわさん)1567m
津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきたところです。
この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは明治時代からです。
この山は丹沢山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり北側にある早戸川の最上流には大滝沢という落差50mの大滝があります。
山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまり良くありませんが、バイケイソウが茂っていたり、ブナ林が続いていたりします。
山頂にはみやま山荘があります。
【登山情報】
①大倉→二俣→後沢乗越→鍋割山頂→後沢乗越→二俣→大倉 7時間
②大山ケーブル駅バス停→追分駅→(6分)下社駅→大山山頂→ヤビツ峠 2時間30分
【アクセス方法】
①渋沢駅からバスに15分乗って大倉で下車。
②小田急電鉄小田原線の伊勢原駅北口から乗って大山ケーブル駅バス停で下車
ヤツビ峠から神奈川中央交通バスに乗って小田急電鉄小田原線の秦野駅で下車
※ヤツビ峠からのバスは少ないので事前に調べて行くことをおすすめします。
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秩父エリア
二子山(ふたごやま)1165m
二子山は、通常コースの他に上級コースがあり、かなりスリルがあるやまです。
岩の山頂は左右が切れ落ちているので高度感はすごいです。
他の近場の低山ではなかなか味わえないスリルな体験ができる山です。
普通に登山道を歩いていればそこまで危険ではありませんが、場所によっては滑落事故も発生している山なので登山には十分に注意してください。
【登山情報】
坂本バス停→坂本登山口→股峠→二子山(東岳)→股峠→二子山(西岳)→ローソク岩分岐→坂本バス停 5時間10分
【アクセス方法】
西武秩父駅から、まずは小鹿野車庫・栗尾行きのバスに乗って小鹿野町役場前で下車。そこから坂本行きのバスに乗り継いで、終点の坂本で下車。
武甲山(ぶこうさん)1304m
武甲山は、秩父にある代表的な山で、日帰りで行ける表参道登山コースが一般的です。
石灰岩の採掘もされている山なので、遠くから見ても採掘跡がわかるピラミッド型の山です。
日本二百名山にも指定されていますが、混み合うこともなく静かな山歩きを楽しみたい人におすすめです。
麓には芝桜で有名な羊山公園があるので、春には、武甲山登山とセットで楽しむのもいいですね。但し、この季節は混みあいます。
【登山情報】
秩父線横瀬駅→生川一の鳥居→十八丁目の水場→大杉の広場→武甲山山頂・御嶽神社→シラジクボ→持山寺跡→ 一の鳥居 5時間(タクシー利用で3時間)
※横瀬駅から生川一の鳥居までは、長い車道を2時間ほど歩かなくてはなりません。
タクシーの利用がおすすめです。
【アクセス】
入山・下山=西武鉄道西武秩父線横瀬駅下車
※横瀬駅から登山口の生川一の鳥居へは、タクシーの場合約20分で行けます。
奥秩父エリア
大菩薩嶺(だいぼさつれい)2057m
大菩薩嶺は、バスで標高約1600mまで行け緩やかで登りやすい山です。
登山道も整備されていて日帰登山もでき初心者でも登れる山です。
山頂は展望はありませんが、大菩薩峠は、富士山をはじめ、南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、奥秩父の山々、そして眼下には上日川ダム(大菩薩湖)が見渡せる絶好のビューポイントです。
6月はサラサドウダンやレンゲツツジの花々が美しく、10月中旬から下旬にかけては紅葉が山々を染める、登山初心者からベテランまで一年を通して人気のある山です。
【登山情報】
上日川峠→福ちゃん荘→大菩薩嶺→賽ノ河原→大菩薩峠→富士見山荘→福ちゃん荘→上日川峠 3時間15分
【アクセス方法】
JR甲斐大和駅からバスに1時間ほど乗って上日川峠で下車。
帰りは上日川峠からバスでJR甲斐大和駅へ
※上日川峠行きは期間限定なので要注意です。
乾徳山(けんとくさん)2031m
山頂直下の国師ヶ原までの中腹は開拓牧場で明るい草原地帯です。
樹林帯から草原地帯、さらに岩場へと変化に富んだ山です。
山頂からは360度の展望があって最高の眺めです。
所々にある鎖場もスリルがあって、ある程度山慣れした人にも十分楽しめる山です。
コースタイムがそれなりに長いので帰りのバスを逃さないように注意してください。
【登山情報】
乾徳山登山口バス停→登山道入口→錦晶水→月見岩→乾徳山→高原ヒュッテ→乾徳山登山口バス停 7時間20分
【アクセス方法】
JR塩山駅からバスに30分ほど乗って乾徳山登山口で下車
帰りは乾徳山登山口からバスでJR塩山駅へ
まとめ
関東にも低い山から高い山まであります。
初心者から熟練者まで楽しめる山が沢山あり、都心から電車とバスで気軽に行ける山も沢山あります。
ぜひ家族やお友達と大都心近郊の山へ出かけてみませんか?
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