筆者は2歳と5歳の娘をもつ母です。
最近子育てで息が詰まり気味…。
そんなとき、何気なく入った近所のサーフショップ。
そこで目にしたサーフィン体験スクールの貼り紙にふと心を動かされました。
勢いで飛び込んだサーフィン初体験!
- サーフィンって実際にやってみたらどんな感じなの?
- サーフィンに必要なこととは?
- 女性として母として、サーフィンを通して感じたことって?
これからサーフィンを始めたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
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目次
サーフィンは過酷なスポーツだった!
サーフィン初体験の感想はずばり過酷!
こんなに全身の筋肉を使い、肺が痛くなるほど息が上がる過酷なスポーツだったとは…。
しかしその過酷さの中に、不思議とやみつきになる中毒性を秘めた魅力的なスポーツでもあったのでした。
行程が過酷
まず目的地となるサーフポイントの海岸までの行程が過酷でした。
筆者は、サーフショップが開催している1日4時間のサーフィン体験スクールに参加しました。
筆者の住む地域はサーフポイントから遠いということもあって、集合は前日の夜23:30。
そこからサーフショップの車に乗せてもらって、約3時間の深夜のドライブ。
真夜中にサーフポイントに到着したら、夜明けまで車中で仮眠をとります。
しかし仮眠といっても、車中泊に慣れていない筆者はサーフィン初体験の緊張もあって結局一睡もできず…。
海岸のすぐ近くにでも住んでいない限り、まずサーフポイントまで行くのに時間も労力もかかるんですね。
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波が過酷
波のパワーは想像以上にすさまじく、まともに頭からかぶると横っ面に張り手を喰らったぐらいの衝撃がありました。
筆者がサーフィン体験スクールに行った日の波のサイズは、腹~胸くらい。
サーフィンでは波のサイズを体の部位であらわすんです。
たとえばヒザ~モモだと波は低め、逆に胸~頭だと波は高めということになります。
筆者が行った日の腹~胸サイズの波は、初心者にはちょっと高めかな~とのことでした。
しかし体感的には「これ死ぬんじゃないか」というレベルの高さに見えましたよ…
普段、波に向かって海に入っていくことなんてないですからね。
日差しが過酷
サーフィンは海でおこなうので、日差しがとてもキツイです。
当然、日焼けのリスクは非常に高いです。
しかし筆者は歳も歳…
ここでの日焼けがのちのちどんなダメージになるのか想像するだに恐ろしいです。
肌を大事にしたい女性は特に、日焼け対策には万全を期すことを強くおすすめします。
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サーフィンに必要なこと
サーフィンには筋力・体力・メンタルの強さが必要になります。
波に乗るのにどうして筋力が必要になるの?
そんなに体力がいるの?
メンタルの強さが必要ってどういうこと?
サーフィンに必要なことについて、ひとつひとつご説明していきます。
筋力が必要
サーフボードの上で海に浮かんでいるだけで、バランスをとるため全身の筋肉を使います。
またサーフィンの重要な動作のひとつに、サーフボードにうつぶせになって両手をクロールのように動かすパドリングがあります。
パドリングは海の中を移動したり、波に乗る直前に加速するために必要な動きなのですが、これが初心者にはキツイ。
まず背筋を使ってぐっと上体を起こす必要があります。
その状態で腕を回すので、腕も肩も筋肉をものすごく使います。
波に乗る瞬間、サーフボードの上に立つ動作をテイクオフといいます。
テイクオフにいたっては二の腕、背筋、腰、太もも、ふくらはぎなど、体全体の筋肉を使った瞬発的な動きが必要です。
サーフィンをした後、私の体に筋肉痛が強くあらわれた箇所は、
- 二の腕
- 胸
- お腹
- 背中
- 腰
- お尻
- 太もも
特にこうした箇所の筋肉をよく使ったということなんでしょうね。
しかしどの箇所も、普段から体型の崩れが気になっているところではありませんか!
サーフィンを続けているとこうした箇所が引き締まってくるのでは…
これは痩せる…!
そんなところにも魅力を感じずにはいられませんでした。
サーフィンに行く前は、筋力トレーニングとして腕立て伏せ・腹筋・背筋をしておくのがおすすめですよ!
体力が必要
サーフィンには体力も必要です。
特に体を動かさなくても、海の中に入っているだけで体力は奪われます。
水温が低いときは、体が冷えるだけでかなりの体力消耗になります。
また波に乗るには浅瀬ではなく、パドリングである程度沖まで出る必要があります。
波に乗る以前に、波をかわしながら海の中を移動するだけで激しい全身運動になります。
筆者はほとんどの体力をそこで消費したといっても過言ではないくらい!
今回スクールでサーフィンを教えてくれたショップスタッフの人も
「サーフィンは波打ち際が一番しんどい」
と教えてくれました。
やっと沖まで出たころにはもうヘトヘトで、せっかく波がきてもテイクオフする筋力も体力も残っていない…
筆者はスクール終盤にもなるとまさにそんな状態でした。
サーフィンを楽しむためには体力が必要!
そう断言できます。
強いメンタルが必要
サーフィンには、筋力や体力などフィジカル面の強さと同じくらい、メンタルの強さが必要です。
まず波を怖いと思わず向かっていけるかどうか。
浅瀬で見る波は、さほど怖いと感じないんです。
しかし沖に進むにつれて水深は深くなっていきます。
想像してみてください。
水面が自分の胸くらいまであるところで、頭上を越す波がいくつも押し寄せてきたら…。
本能的にめちゃくちゃ怖いです。
初心者のうちは波に巻かれたり、バランスを崩して思いっきり海に落ちることも多いです。
筆者も鼻から喉から海水は入ってくるし、髪も顔もぐちゃぐちゃになってましたよ。
そこで心が折れないかどうかが大切になってくると感じました。
筆者はというと…
スクール中盤、あまりの過酷さに心が折れかけました。
いい歳をして泣きべそをかいていました。
けれどショップスタッフの人の励ましや、悔しい気持ちをバネに、なんとかスクール時間いっぱい頑張ることができました。
サーフィンは負けず嫌いな人ほど楽しくなるといわれるゆえんかもしれません。
サーフィンと子育ては似ている
子育て中の母として感じたのはサーフィンと子育ては似ているということでした。
子育てもサーフィンも、相手にしているのは子供や波で、生き物であり自然のものです。
どちらも自分の思い描いたようにはならず、思い通りにも動いてくれません。
波は大人も子供も男も女も関係なく、容赦なく打ちつけます。
もう限界…もうギブ…と思っても畳みかけるように連続で押し寄せてきたりします。
けれど波は、ときどき筆者をサーフボードと一緒に乗せてくれました。
そのときの爽快感、達成感、満足感は筆舌に尽くしがたいものがありました。
子供も、大人の都合におかまいなく容赦なく手こずらせてくれることが多々あります。
しかしふとした時に見せる可愛い行動や寝顔に、どこまでも癒されてしまいます。
波が自然のもので思い通りにいかないのと同じように、子供も思い通りにいかないのは当然。
ああ思い通りにいかないものなんだな、そういうものなんだと思ったら、ふと心が軽くなりました。
サーフィンと激しい波に、日頃の子育てのモヤモヤを蹴散らしすっきりと吹き飛ばされた気分でした。
まとめ
子育てのしんどさや鬱憤を晴らしたくて、勢いで挑戦したサーフィン。
激しい波にもみくちゃにされたあと、不思議と子供たちの柔らかい腕や体をぎゅーっとしたい気持ちでいっぱいになりました。
サーフィンは過酷ですが、自然を相手に自分と向き合えるとても魅力的なスポーツです。
続けるには根気も体力も必要で、子育てママにはなかなかハードルが高い面も多いのですが、懲りずにまた行きたい!と思う筆者なのでした。
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