夏と言えば海。
海の遊びの1つとしてサーフィンがありますよね。

海水浴や海の近くを通った際に見かけるサーファーに憧れを持った方も多いのではないでしょうか。
サーフィンをやってみたい、だけど周りにはやっている友達もいないし一人で始めるにはためらってしまう…。そう思って始められないでいる方はとても多いと思います。

サーフィンは他のスポーツと比べ敷居が高く感じてしまうんですよね。

友達や知り合いがサーファーという方であればあまり考える部分ではないかもしれませんが、そうでない方にとっては意外とこのハードルが高くなっているのではないでしょうか?

私もなかなか始められないでいましたが8年前に思い切ってサーフィンを始め今ではサーフィンライフを堪能しております。

そんな私からサーフィンを始めたいという方に向けて始め方や注意点をお伝えしますので参考にしきっかけとして頂けたらと思います。

だいたいのSURFポイント周辺のSHOPでは初めての方を中心としたサーフィンスクールがあります。
サーフィンスクールの1日の流れや料金の相場を別記事にまとめましたので是非参考にして下さい。

こちらの記事も一緒にどうぞ

[keni-linkcard url=”https://aozoland.com/surf_school/”]

【スポンサーリンク】

サーフィンの始め方

サーフィンを始めたいと思ったきっかけは人それぞれだと思いますがまずは一歩踏み出すことから始まります。

ご自身でネットなどを使って必要な物を準備すればい問題ないと思っている方もいるかも知れませんが私はおすすめしません!

サーフィンは未だに閉鎖的な部分があり、仲間意識がとても高いため初心者の方が1人で海に来ても歓迎してくれません。
ましてはルールなどもしっかりと把握出来ておらず邪魔をしてしまうと罵声を浴びせられるなんてこともございます。

こんなことを書いては悪いイメージになってしまいますがいい面ばかりではなく悪い面も存在するのでその点もしっかりとお伝え出来たらと思っております。

逆に言うと1度仲良くなってしまえばとても楽しくサーフィンライフを送ることが出来るということでもあります。

大体はショップを中心にグループが構成されているので、まずはご自身の地域や海の近くにあるサーフショップ(大型量販店ではなく、個人経営のショップ)へ出向き顔を知ってもらうことから始めましょう。

ショップによってはスクールがあったりサーフボードやウェットスーツなどの道具のレンタルもあるので自分で買い揃える前に体験としてやってみるのもいいかと思います。

また、スクールでは同じようにサーフィンを始めたいという方と一緒になるのでそこで仲良くなり、サーフィン友達を作るきっかけにもなります。

そして、ネットなどと比べると少し値は張りますがショップの方と相談しながら本格的に準備を進める事をおすすめします。

私がショップをおすすめする理由は沢山あり、専門の方から適したアドバイスの元準備ができたり、先ほどもお伝えしましたが仲間意識がとても高いスポーツのため、仲間に加わってしまうのが一番の近道になるからです。

そして定期的に開かれるBBQや飲み会などにも顔を出し沢山の知り合いを作ることで、海に入っているときにも波を譲ってくれたり、楽しく過ごすことが出来るようになります。

たくさん並んでいるサーフボード

サーフィンを始める時期

よくサーフィンを始めるのにおすすめの時期を聞かれたりしますが、季節によってメリット、デメリットがあるため一概にこの時期がいいとお答えすることが出来ません。

各季節のメリット・デメリットをまとめましたのでご自身の環境に1番適した季節をお選び頂くのがいいかと思います。

春にサーフィンを始めるメリット・デメリット

春は日照時間が長くなり外気温も暖かくなってくるので晴れた日なんかだととても気持ちがいいです。

ただし、水温は1~2ヶ月遅れとなるので気温は暖かくても海水はとても冷たいです。

初心者の方がサーフィンをやめてしまう理由の1つに「寒いから」があるので寒さに弱い方ですとはじめから寒い思いばかりが続くとちょっと辛いと思ってしまうかも…
地域(関東から北あたり)によってはセミドライという冬用の厚めのウェットスーツも必要となります。

セミドライのウェットスーツを用意してもすぐに通常のウェットスーツも必要になるので初期費用が大きくかかってしまいます。

1年を通してやりたい方にはどのみち必要なアイテムで最終的には買わなければならないのですが、金銭的に徐々にそろえていきたい方にはちょっと厳しいかもしれませんね…

また、セミドライのウェットスーツは防寒性を高めるため生地が厚く動きにくさもあります。

デメリットばかりではなくメリットもあり海水温の低さから夏に比べると人が少ないです。

そして春は熱帯低気圧が少ないため波が小さい日が多いので人が少なく波も初心者向けとなり練習にはうってつけの季節となります。

夏に向け春から練習を開始し差をつけるのもいいですね。

夏にサーフィンを始めるメリット・デメリット

夏のメリットといえばやはり暖かい(暑い)事です。

初夏を除き夏はウェットスーツもいらないので1番気軽にサーフィンを始められる季節となります。

友達を誘って一緒に楽しくサーフィンデビューなんて方もよく見かけます。

しかし、デメリットも多く暖かいためにどうしても混雑してしまいます。
波が良かったり、週末であれば夜明けと共に沢山のサーファーが集まります。

接触による怪我等の事故も断トツに多いです。
サーフィンは危険なスポーツでもあるのでルールにも厳しくルールがはっきり分からない、または分かってはいても判断できなかったり、とっさに動けない初心者にとっては怒られたりトラブルの原因にもなってしまいます。

それが嫌でやめてしまう方もいるくらいですので夏に始めるのであれば混雑する場所はさけ、楽しく遊べるようにしましょう。
ただし、混雑を避けたいからといって、人がいない全く知らない場所に入るのは危険なのでやめましょうね!

また、紫外線が強いため過度な日焼けや、クラゲ等に刺されるなどの被害もあるので、しっかりと対策や対処法なども学んでから入水して下さいね。

海でサーフィンをしている風景

秋にサーフィンを始めるメリット・デメリット

秋は海水温は暖かく、熱帯低気圧の影響で波が高い日が多いためサーファーにとって1番いい季節となります。

夏に比べ人も少なくなり、また9月であれば水着でも入れるので気軽さや練習などにももってこいですね。

しかし、春とは逆に海水温はどんどん冷たくなっていくのですぐにウェットスーツなどの寒さ対策も必要となります。

比較的に波が高い日が多くサーファーが各ポイントに分散するので、波が小さく人が少ないポイントをいくつか見つけておくと沢山練習することが出来ます。

冬にサーフィンを始めるメリット・デメリット

冬のメリットはなんと言っても人が少ないことです。

寒いイメージがとても強いと思いますがしっかりとした装備(セミドライ+ブーツ+グローブ、または寒い地域ではドライスーツなど)を身につけていれば思っているよりも快適です。
私は真冬の北海道で雪が積もった中でサーフィンをしたこともありますがドライスーツを着て汗をかきながら入ってました。

ウェットスーツやドライスーツは年々性能も向上しておりますので季節問わず快適になってきております。
ただし、上がった後の着替えの際は覚悟して下さい。

初めてが冬からだと心が折れやすいかもしれませんが、とにかく多くの波に乗れるので冬のうちに沢山練習し春や、夏に始めた方を横目にかっこよくライディングしちゃって下さい。

私もはじめの冬に沢山練習し一気に上達した覚えがあります。

【スポンサーリンク】

サーフィンを始めるにあたっての注意点

サーフィンはとても魅力的なスポーツですが始めるにあたっての注意点もしっかりと把握しておきましょう。

ルールは必ず覚えること

サーフィンには沢山のルールがありますのでそのルールをしっかりと覚え守ることが必要です。

基本として絶対に御法度なのが前乗りです。

サーフィンは一つの波に対して左右に一人ずつしか乗ることが出来ません。

波のピーク(波が一番盛り上がっていて崩れ始めるところ)から一番に乗った人に優先権がありその人の進行方向に後から割り込んでテイクオフをしてしまうことを前乗りと言います。

混雑している場所では一つの波に対して沢山の方が一斉にテイクオフしようとするので見極めがとても重要となります。

前乗りはルールが分かっていても判断が難しいので初心者のうちは混雑した場所は避け、人が多い時は無理して乗らないようにすることも必要です。

その他にもライディングしている人の邪魔になってはいけないので、思うように動けずにぶつかってしまったなどということが無いように気をつけましょう。

無理をしない

サーフィンは自然を相手にしたスポーツですので自然を甘く見ず自分のキャパにあった場所で遊びましょう。
「上手くなりたい」、「練習したい」という気持ちは分かりますが自分の身は自分で守るということを第一に考え無理をしてはいけません。

時には我慢することも必要です。

同様に地震や近くで雷があった時などもどんなにいい波でも、まだ入ったばかりでも、遊び足りなくても、即座に上がり身の安全を確保してください。

カレントを把握する

海にはカレント(離岸流)という沖合いに流れる海流があります。

いつの間にかカレントに流されていて気づいたときにはだいぶ沖にいってしまったということもございます。

慣れないうちはカレントを見つけるのも難しいと思うので、対策として常に自分がいる位置を把握するようにしましょう。

沖の方だけを見ていると流されていても気づくのが遅れるので岸側もこまめにチェックし建物や岸にある何かを目印にし自分の位置が同じ場所になるように意識する事が大切です。

それでも流されてしまった時はカレントは岸から沖合いに向かって流れる海流で、慌てて岸に戻ろうとしても無駄に体力を消耗してしまうので慌てず横に動きカレントから抜け出すようにして下さい。

のめり込みすぎない

これは状況にもよりますが中毒性があるスポーツだと私は思っています。
私もサーフィンを優先するあまり朝はサーフィン、夕方から働くと言ったライフスタイルを長年とっていました。

サーフィンを始めたことによって人生が大きく変わる(いい意味でも悪い意味でも)なんて事もありますので楽しむのはいいことですが、のめり込みすぎて家庭や仕事などに支障をきたさないようにしましょう。

海岸でサーフボードを持っている人

最後に

サーフィンは自然を肌で感じることの出来るとても素晴らしいスポーツです。
同じ波は二度とこないと言う言葉があるように毎回違うシチュエーションでの練習となります。

そのため上達するのに時間がかかりやめてしまう方もとても多いですが、初めてのテイクオフやいい波に乗れたときには計り知れない喜びや達成感が待っています。

最後までお読み頂いたと言うことは本当にサーフィンに興味がある方だと思いますのでこれをきっかけにサーフィンのある生活を描いてみてはいかがでしょうか。

こちらの記事も一緒にどうぞ

[keni-linkcard url=”https://aozoland.com/surfwetsuits_brand/”]

【スポンサーリンク】