サーフィンを始めたいけれど、
知り合いもいないし、道具も何を揃えていいかわからないし、
どこの海に行ったらいいのかもわからない…
そんな人におすすめなのが、サーフィンの体験スクールです!
サーフィンの体験スクールではどんなことを教えてもらえるのでしょうか?
どこで申し込めるのか、スケジュールや料金、体験スクールに入るメリットは?
気になる点を調べてみました。
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目次
サーフィンの体験スクールとは?
サーフィンの体験スクールとは、住んでいる地域のサーフショップや現地のサーフショップなどが開催する初心者向けのサーフィンスクールです。
体験スクールを開催しているサーフショップに直接連絡すれば、予約・申込をすることができます。
個人経営のサーフショップだけでなく、ムラサキスポーツのような大型スポーツ店でも体験スクールは開催されているので、気軽に問い合わせてみましょう。
体験スクールのスケジュールや料金は?
体験スクールのスケジュールや料金は、お店によって様々です。
参加する前に、
・無理なく参加できるスケジュールか
・料金は幾らかかるのか
といった点をしっかり確認しておきましょう。
スケジュール例
体験スクールのスケジュールは、その日の天候、波の状態、スクールを受ける人の体力などによっても大きく変わります。
ここでは、ある体験スクールのスケジュールを一例としてご紹介します。
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◆スクール前日
・23:00 お店に集合し、車で移動
↓
・3:00 サーフポイントの海岸に到着。朝まで車内や海岸近くの宿泊施設で仮眠や休憩。
↓
◆スクール当日
★午前&午後 4時間程度 体験スクール
※天候や、波の状況によって内容や時間は前後することが多い
↓
・17:00 サーフポイント出発
↓
・21:00 お店に到着、解散
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お店とサーフポイントまでの距離が近い場合は、移動がもう少し手軽な場合もあります。
また午前中や午後だけ2時間程度のスクールもあります。
自分の体力などを考慮して、無理なく参加できるようなスクールを選びましょう。
料金の相場
体験スクールの料金は、お店やスクールの内容によって様々です。
一般的には、1日4時間程度のレッスンと、道具レンタル、保険などを含めて10,000円前後が相場です。
お店とサーフポイントまで距離がある場合は、上記に加えて高速道路料金などの交通費も発生します。
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体験スクールではどんなことを教えてもらえる?
道具の選び方や使い方
体験スクールでは、サーフボードやウェットスーツなどの道具をレンタルできることがほとんどです。
サーフィンに必要な道具を実際に使いながら、正しい選び方や使い方を学ぶことができます。
サーフィンを体験するにあたって一番ワクワクするのがサーフボードを手にする時ではないでしょうか。
サーフボードには、ショートボード・ファンボード・ロングボードなど様々な種類があります。
その中でも体験スクールで使われることが多いのは、初心者向けのファンボードです。
初心者のうちは、長さと厚みと浮力がある安定感の高いボードを使用しないと、ボードの上に立つことすらできません。
想像してみてください。
木の板で例えると、水の上で短く・薄く・幅の狭い板に乗るのと、長く・分厚く・幅の広い板に乗るのとでは、浮力も安定感も全然違いますよね。
ファンボードは、長さがショートとロングの間で短すぎず長すぎず、厚みも幅もあるため、初心者でも安定感があり扱いやすいボードです。
またサーフボードは乗る人の身長や体重によっても、最適な長さや厚みや幅などが変わってきます。
体験スクールではサーフボードにこだわるのは難しいので、スクールのインストラクターに選んでもらうとよいでしょう。
サーフボードやウェットスーツの他にも、
・サーフボードと自分の足を結ぶためのリーシュコード
・サーフボードの滑り止めに使うデッキパッドやワックス
といった道具も必要です。
ひとつひとつの道具の正しい選び方や使い方を教えてもらいましょう。
サーフィンの基本知識
体験スクールでは、海に入る前にサーフィンのルールやマナーや海に入る際の注意点などの説明を受けます。
テキストや動画を使って説明してくれるスクールもあります。
サーフィンは自然の海でおこなうスポーツです。
気持ちよく波に乗り、衝突などの危険を回避するためのルールやマナーを知っておく必要があります。
また海を相手にするスポーツなので、潮に流されてしまった時の回避の仕方や、助けを呼ぶ方法など、命にかかわる注意点もあります。
安全かつ快適にサーフィンを楽しむためにも、ルールやマナー、注意点をしっかり教わりましょう。
浜辺での実習
基本的なルールや注意点を身に着けたら、浜辺で基本動作の実習をします。
・パドリングの練習
サーフィンの基本動作にパドリングがあります。
パドリングとは、ボードに腹ばいになって乗り、クロールのように両手を使ってボードを漕ぐ動作のことです。
波のある沖まで移動したり、波に乗る直前に加速する際もパドリングをします。
パドリングをする際の正しい姿勢や、ボードに乗る正しい位置などを教わります。
・スタンディングの練習
波に乗るため、パドリングの腹ばい姿勢から素早くボードに立つ動作の練習です。
全身を使うなかなかハードな動作です。
スタンディングをしたとき、右足が前に出るのか、左足が前に出るのかで、自分がグーフィースタンス(右足前)なのかレギュラースタンス(左足前)なのか見極めることができます。
海での実習
浜辺で一通りの実習をしたら、いよいよ海に入ります!
他のサーファーの邪魔になったり、衝突などの危険がないよう、混雑しているところは避けるようにします。
また波の流れの見方なども教えてもらいます。
海に入っても、初めからいきなり波に乗れる訳ではありません。
まずは海の上でボードで腹ばいになってバランスをとる練習から始めます。
バランスをとることに慣れてきたらパドリングの練習をします。
波がきたときにインストラクターにサーフボードを押してもらって、波に乗る感覚を体験することもできます。
そうするうちに、早い人であればスクールが終わる頃には、波の上でボードに立てるようになっていることも!
ここまでくれば、サーフィンって楽しい!と実感することができるはずです。
体験スクールに入るメリットは?
サーフィン初心者が体験スクールに入ると、以下のようなメリットがあります。
サーフィンの基礎を教えてもらえる
サーフィンのルールやマナー、海に入る際の注意点などの心構えから、体の動かし方まで、
サーフィンの基礎をしっかりと教えてもらうことができます。
道具がレンタルできる
いきなり道具を買い揃えなくても気軽にサーフィンを体験できます。
サーフィンの道具は高価なものも多いので、まずは体験してみて、本当に楽しめそうか続けられそうかどうかを見極めてから買い揃える方が安心です。
交通手段がなくても安心
多くの体験スクールが、サーフポイントとなる海岸まで車などの交通手段を用意してくれます。
高速道路料金などの交通費をスクール参加者で分担できるので、1人で行くより交通費が安くすみます。
またサーフポイント近くの海岸には明確な駐車スペースがなかったり、荷物を置いて居座ったりすると付近の住民に迷惑がかかるような場所もあります。
まったくの初心者にとっては、地域の情報に詳しいショップスタッフに現地まで連れて行ってもらえる方が安心です。
仲間ができる
体験スクールには、同じようにサーフィンを始めたいと思っている人が集まります。
サーフィンは1人でもできるスポーツといわれますが、やはり仲間がいた方が楽しいもの。
また体験スクールを開催しているショップスタッフと仲良くなると、道具選びなどに困ったときにいろいろ教えてもらえるので心強いです。
まとめ
サーフィン初心者にとって、体験スクールにはたくさんのメリットがあります。
体験スクールで基礎からしっかり教わるのがサーフィン上達への近道でもあります。
これからサーフィンを始めたいと思っている人は、ぜひ体験スクールを活用しましょう!
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