以前はキャンプ=夏のイメージでしたが、最近では1年中キャンプが楽しめるようになりました。
キャンプに行こう!と思い立ったときに、いつ、どこに行くかは重要なポイントです。
行く時期や目的によってキャンプ場の選び方は変わってきます。
キャンプ場選びに失敗すると、楽しいはずのキャンプを楽しめなくなることもあります。
せっかくたくさんの準備をして行くのですから、快適なキャンプをするためにキャンプ場選びのコツをおさえていきましょう。
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目次
時期によって選ぶ
時期によって気温の差が大きいため、どの時期にどこに行くかは一番の重要ポイントです。
キャンプは外での活動ですので、暑すぎたり寒かったりしてもエアコンで調節するというようなことはできません。
充電式の扇風機や焚き火では耐えきれないということもあります。
選ぶ目安としてはキャンプ場がある場所の標高を参考にするとイメージがつきやすく、気温も想像できます。
春秋に行く!
昼間は暑くなっても朝晩は冷えるのがこの時期です。
標高はあまり高くないほうが冷え込みは少ないでしょう。
標高が高いところになると、真冬並みの装備が必要になってきます。
この時期は、標高が低く日当たりのよい海や草原、林間などがおすすめです。
夏に行く!
昼間は特にとにかく暑いので、標高が高いところがよいです。
あまり標高が高くないところだと、夜までずっと暑くて眠れません。
おすすめは、木陰がたくさんある山です。
それでもやはり昼間は暑いので、近くに川や滝、鍾乳洞など涼を求めて行けるところがあるとよいでしょう。
冬に行く!
山のほうは雪で行けないキャンプ場もあります。
標高が低くても寒いのですが、キャンプ場でお餅つきやイルミネーションなど冬ならではのイベントが楽しめるところも多いです。
お風呂がついていたり、ロッジに薪ストーブがあるキャンプ場がおすすめです。
また、春から秋のシーズン中はなかなか予約が取れないような人気のキャンプ場も、オフシーズンは取れやすいかもしれません。
海は風が強くて不向きだと思います。
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目的によって選ぶ
誰と、何を主な目的としてキャンプに行くかによっても選ぶ場所は変わってきます。
自然が多いところといっても、海、山、川、高原とその場所によって特徴も様々です。
それぞれどのような目的に適しているか見ていきましょう。
海で遊ぶ
浜辺で遊んだり、磯辺で生き物を見つけたり、一日中遊べるのが海です。
海に浮かぶ朝日や夕日が見られたら最高ですし、目の前が海という開放感いっぱいの場所でのキャンプは最高です。
ボーっと海を眺めるだけで何時間も過ごせます。
海の近くだと、広大な敷地のキャンプ場というところはあまりありません。
車を横付けできるオートサイトだといいのですが、駐車場に車を止めて台車でサイトまで荷物を運ぶというキャンプ場もあるので予約時に注意が必要です。
海には日陰が少ないので暑いです。
そして、風が強いと遮るものが何もないのでまともに受けてしまいます。
細かい砂がいろんなところに入り込んでしまうのも海キャンプの特徴です。
春から夏にかけての季節だと、近くで潮干狩りもできるかもしれません。
山で遊ぶ
木陰が多いので涼しいです。
鳥のさえずりや森林浴など、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
夏には夜や早朝にカブトムシやクワガタが木にとまっていて捕まえることができます。
良くも悪くも、いろんな種類の虫がたくさんいます。
落ちている枝やどんぐり、松ぼっくりなどで想像力豊かに遊ぶのも楽しいですね。
キャンプ場からそのままトレッキングや散策に行けるところもあります。
なんといっても、夜は真っ暗になるので星が綺麗です。
川で遊ぶ
水遊びや釣りが楽しめます。
石がたくさんあるので、いろんな形の石に絵を描いたり積み木のように遊んだりして楽しめます。
万が一増水したときのことを考え、川よりも少し高くなったところにテントを張る場所があるキャンプ場がいいと思います。
このように、行く時期や目的によって自分たちにあった場所を決め、さらに基本的なポイントを押さえたキャンプ場を選ぶといいと思います。
キャンプ場選びの基本的なポイント
まずは自宅からの所要時間を考えます。
1泊だと設置・撤収に時間が割かれてしまうため2~3時間で行けるくらいのところがよいと思います。
2泊以上になると時間に余裕があるのでもう少し遠くまで足を伸ばしても問題ないでしょう。
高速を下りてからの距離は近いほうが渋滞などによる時間のロスは少ないかもしれません。
また、キャンプ場のチェックインとチェックアウトの時間も意外と重要です。
特に1泊の場合は時間に限りがあるため、お昼前後のチェックイン・チェックアウトだとゆっくりできます。
サイトの大きさもチェックしておきたいポイントです。
区画サイトでは、広くないところだと隣との距離が近く気になることもあります。
フリーサイトは枠を気にせず自由に設営していいという利点もありますが、いい場所を確保するためには早めに行ったほうがいいでしょう。
サービスもキャンプ場によって様々です。
レンタル用品や不足したものがすぐに買えるような売店があると便利です。
シャワーやお風呂があるキャンプ場もあります。
ゴミの処分の仕方もキャンプ場によって違います。
キャンプ場のゴミ捨て場にそのまま捨てて帰れるところもあれば、指定のゴミ袋を購入して捨てるところ、自然を考慮して持ち帰らなければならないところもあります。
また、誰とキャンプに行くかによってチェックすることもかわってきます。
子どもがいる家族連れの場合、子どもが遊べる広場やアスレチックがあるところだとすぐに遊びに行けるので子どもが退屈しません。
アウトドア料理や工作、カヌーや山歩き、釣りなどの体験ができるところや動物がいるところもあり、1日中遊べるようなところもあります。
夫婦や友人など大人だけで楽しむ場合は、日常を忘れられるような静かで見晴らしがよいところがいいでしょう。
釣りやトレッキングなど趣味が楽しめるようなところも楽しいですね。
キャンプ場では近くの畑で野菜を栽培しているところも多く、そういうキャンプ場では野菜収穫の体験ができたりします。
さらに欲を出してキャンプ場を選びたい方のために・・・
キャンプ場に行く目的はキャンプをすることですが、どうせ遠出をするのなら観光やグルメスポットにも行きたいところです。
行く途中や中日、帰り道などにも目的があると楽しいですよね。
有名な観光地に行ったり、パワースポットに立ち寄ったり、海鮮物やご当地のおいしいものを食べたり、近くに来たついでに行ってみたいところに行ったり。
もちろん、キャンプ場でのんびり時間を気にせずに過ごすのもこの上ない贅沢です。
まとめ
さあキャンプに行ってみよう!と思い立ったらまずはキャンプ場を調べてみましょう。
魅力的なキャンプ場や個性的なキャンプ場がたくさんあり、どこにすればよいか迷うでしょう。
そんな時は、行きたい時期や目的、誰と行くかによってキャンプ場の選び方も変わってきます。
便利さや値段、雰囲気だけで選ぶと場合によっては失敗するかもしれません。
より快適で楽しいキャンプになるように、ぜひキャンプ場選びの参考にしてみてください。
人気のキャンプ場は予約開始後すぐに空きがなくなってしまうので早めに行動することをすすめします。
それでは、楽しいキャンプになることをお祈りしています。
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