「ウェイクボード」というスポーツをご存知でしょうか?
専用のボートや、ジェットスキーにラインとハンドルを付けて、スノーボードみたいな板とビンディング(ブーツ)が一体型になったボードで水の上を滑るマリンスポーツです。
メッカはアメリカやオーストラリアですが、日本でも各地の海、川、湖でショップや個人で楽しむ人が多いのです。
そして意外にも、初心者でも1回目からちゃんと水の上を立って滑れるので、仲間や恋人と楽しむにもとても盛り上がれます。
初めてでも、必要なものは水着とタオルくらい。
夏のレジャーに出かける服装で、そのまま体験できちゃうマリンスポーツです。
ちょっとした準備だけで、「この夏、海や川、湖でバーベキューなどのレジャーを予定しているけど、いつもとちょっと違うことをして盛り上がりたい!」という人にはもってこいのマリンレジャーだと思います。
今回は初めてウェイクボードをしてみようかなぁ、という人に向け、必要な準備や当日の服装、持ち物を紹介したいと思いますので、ぜひ、この夏にチャレンジして見てはいかがでしょうか!?
ウェイクボードだけではなく、サーフィンも始めて見たいという方はこちらの記事もお読み下さい。
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目次
ウェイクボードとは
今回は、「ウェイクボード」というマリンスポーツを紹介します!
簡単に言えば、水上スキーならぬ、水上スノーボード。ジェットスキーや、専用ボートからラインで引っ張ってもらい、ボートの引き波で飛んだり回ったりするマリンスポーツです。
海水浴場や湖なんかでバナナボートを引っ張ってもらって遊んだことがある人もいると思いますが、アレをもっとスポーツにしたイメージでしょうか?(ちょっと違うか?)
とにかく、ただ水の上を滑るだけでも非日常を味わえて爽快!ハマれば、いくら練習しても満足できない程奥が深い!
実際にやってみるにはどうすればいい?
「難しくないの?」
難しくありません!個人でジェットスキーを所有して、初めてやってみたり、よっぽどひどいお店でない限り、ちゃーんと教えてくれて、90%以上の人が、初めての日で水の上に立って、滑ることができます!
スノーボードや、スケートボード経験者なら、いきなりジャンプする人もいるくらいです。
「痛くない?怪我しない?」
まず、初心者で怪我することはありません!むしろ、怪我するくらいのことができるならもうそれは初心者ではありません(笑)
ハマって練習いっぱいして、難しいトリック(技)をやり出したら、そこはやっぱりスポーツなので、怪我が絶対ない、なんてことはありません。
筆者も、それほど複雑なトリックはしませんが、膝の靭帯を少し伸ばしたり、首がちょっとムチウチ気味になったり、足首ちょっと捻挫したり、なんてことはありますが・・・とにかく、よっぽどハマってから心配しましょう(笑)
そんなわけで、知らないだけで、意外と簡単に経験できるマリンスポーツっていうのは意外とあります。
どうしても夏限定のイメージがあったり、普段触れることがないので仕方がないのかも知れません。
そんなこんなで、今回は、ウェイクボードの体験をお勧めしたいと思います。
必要な準備は、海水浴と変わりません。タオルを握りしめ、服装だって水着一丁。まずは、水辺に繰り出してみましょう!
どこでできるの?
海、湖、川、と夏のレジャーは色々な場所でされていますが、基本的にどこでもできます。
Google先生に、「〇〇湖 ウェイクボード」、「〇〇川 ウェイクボード」みたいに聞いてみれば、いくつもショップのホームページが出て来ます。
あなたのお近くの出来そうなスポットで検索してみるのがいいです。
基本的には、「初心者歓迎」という文言が書いてあると思います。ほとんどのショップは非常に丁寧にウェイクボードの立ち方、滑り方を教えてくれます。
「マリンスポーツやってる人って、なんかイカつくて怖くない?」と思う人もいるかも知れません。実際、夏になるとガッツリ日焼けして、サングラスもしてるから目つきわからないし、ちょっと怖い雰囲気に見えちゃう人も多いです。
でも大丈夫です。根拠はありませんが、言ってもスポーツマンです。そんなに悪い人はいません。
あとは、どんなショップがいいのか?ですが、ウェイクボードが体験できるショップにはいくつかの種類があります。
- 1.店舗があり、自店のボート置き場(マリーナ、桟橋)があり、そこから乗れる。
- 2.店舗なし。自店のボートをマリーナ、桟橋に置いており、そこから出発。
- 3.店舗もなし、マリーナもなし。車でボートも運んで来て、どこからでも出発。
3は少ないですが、1と2は多いです。
基本的にはホームページなどで確認すればわかります。
店舗がある場合は、店舗に集合して、ビデオなどで初心者向けの立ち方講座などを見せてもらったりしてから体験できます。
やってみた後でハマった場合には、そのまま道具も買ったりできます。店舗には各メーカーのギアが揃っています。
店舗がない場合は、ボートの近くで集合して、陸地のその場で実演で立ち方を教わってからボートに乗り込みスタート。
どちらが良いかは個人の好みや、自分の家からそのショップへのアクセスなどで選んで大きな差はないでしょう。
個人的には、店舗がある方が色々と便利だと思います。
ギアが買えるっていうのももちろんですが、店によってはシャワーやトイレも完備しているし、録画した動画や滑っている時の写真を体験した後でみんなで観てもう一度盛り上がったり。
それに、ハマった後で何回か滑りに行くとショップの人や一緒に滑った人なんかと仲良くなり、お店の中でまったり話したりできます。
もちろん、店舗がなくてもショップの人や滑ってる人たちはとても仲良くなれますけどね。
つらつらとどんなところでできるのか書きましたが、参考にして頂きつつ、今の時代はネットで何でも紹介されていますから、まずは調べてみて、良いな、と思うところが見つかれば電話をして直接教えてもらえるはずです!
所用時間、準備しておくお金は?
実際の所要時間は、人数にもよりますが、だいたい半日くらいで考えておけば間違いありません。
だいたい午前9時スタート、午後1時スタート、など、2時間から3時間の幅で便が出ていると思います。これも予約の時に電話で時間を確認しておくと良いでしょう。
最後に料金ですが、これもまちまちではありますが、だいたい1本15分〜20分滑って3000円〜4000円が相場ですね。
「それしか滑れないの?」と、体力に自信のある男子諸君はお思いでしょうが、まずは15分、ボートに引っ張られて見て下さい。
きっちりと見合った気持ちのいい疲労感を得られると思いますよ。
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いざ、ウェイクボード体験!
さぁ、ショップも見つかり、予約もしたらあとは行くだけ。基本的には、最低限、持ち物は水着とタオルと水分補給できる飲み物があれば充分。
ですが、やっぱり半日ボートの上にいるので、他にも色々あった方がいいものも紹介しておきますね。
日焼け止め
当たり前ですね。焼きたい人でも、急に上からの太陽、水面からの照り返しを食らったら、かなり焼けます。しっかり日焼け対策はしましょう。
海遊びでの日焼け止めのおすすめはこちらの記事にまとめています。
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ラッシュガード
日焼け対策の一貫です。
ラッシュガードなんて暑い、と思うかも知れませんが、ラッシュガードって、実は暖まるための服ではありません。
あれは、涼しく、なおかつ日焼けも抑えるための服なんです。
つまり、夏には最も効果的な服なんです。
涼しく日焼けしない、なんて、とっても便利。ぜひ一着持って置くといいでしょう。最近は以前より数多く販売されているので既に水着のセットの中に入れている人も多いかも知れませんね。
濡れてもいいカバンや入れ物
ボートの上は結構水が跳ねて入って来ますし、滑り終わった人は水垂らしながらボートに上がって来ます。
濡れてもいいカバンや防水のポーチ、入れ物なんかがあると、財布や携帯、車の鍵を不安なくボートに持ち込むことができますね。
デジカメ、ビデオカメラ
ウエィクボードは、一人がボートの後ろをラインで引っ張ってもらい、その他全員がボートからその彼(彼女)を一斉に見ます。
普段それ程話さない関係の人や、その日初めて会った人でも、自然と全力で応援してしまうスポーツです。
余談ですが、そんな側面もあるので、初対面の男女でバーベキューしたりする前にウェイクボード体験をしておくと、とんでもない一体感が生まれ、その後の展開がスムーズです。
合コンにも持って来いのスポーツですね!そんなワンシーンを、動画や写真で残しておくと、ボートから降りた後にも何度でも見直して感動を思い出し、盛り上がることができます!
スマホで充分ではありますが、ちょっといいカメラや、ビデオカメラで表情まで写せると、本当に楽しく振り返れるのでオススメです。
ちなみに、ウェイクボードを続けて行く場合にも、自分の滑りというのは見直すことが非常に早い上達に繋がります。
サーフィン、スノーボード、スケートボードなどの横乗り経験者で少し自信がある人は、思った通りに体を動かせているか、チェックしてみるのも良いかもしれません。
あるといいものは、そんなところでしょうか。
あと、店舗なしのショップさんで体験される場合は、シャワーが無い場合もありますので、タンクに水を入れて体を少し流せるようにしておくと、一緒に行った人たちからも感謝されるかもしれません。
夏場であれば、水を入れて車内に置いておけば、体験した後にはぬるま湯のように温まっていて丁度いい感じになっているはずです。
最後に
長々と体験に向けて書いて来ましたが、最初に言った通り、最低限、水着とタオル(とちょっとお金)さえあれば、誰でも体験はできちゃいます。
まずは気負わず、バナナボートに乗る感覚で、新たな夏のレジャーだと思ってもらえたら嬉しいです。
水の上を滑る、という感覚は本当に非日常で楽しいです。さらに、一人が滑るのを仲間たち全員と応援しあえる一体感のあるスポーツです。
今度バーベキューに行く時、ちょっと水際でレジャーする時、半日だけ時間を費やして、ウェイクボードの魅力を感じてくれたら嬉しい限りです。
もしもハマっちゃったら、次の魅力をお伝えしますね!
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