サイクリングキャンプやバイクキャンプ、オートキャンプなどの、アウトドアにでかけるときに、ぜひ持っていくことをおすすめしたいものにタープがあります。
泊まりのキャンプでも日帰のキャンプでもBBQでも、タープがあるだけでアウトドアの快適さがグーンとグレードアップします。
一口にタープといっても、いろいろな種類があり、それぞれに特徴があって、使い勝手もさまざまです。
快適にタープを使いこなすには、自分のシチュエーショに合わせたタープの選び方が重要になってきます。
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目次
タープの選び方
アウトドアのお店に行くと、いろいろな種類のタープが置いてあります。
形もいろいろありますし機能もそれぞれ違います。
どれを選んだらよいのか迷いますよね。
まずは、自分のシチュエーションをイメージしてみてください。
サイクリングキャンプなのか、バイクキャンプなのか、オートキャンプなのか、BBQなのかによってもアウトドアのスタイルが変わってきますし、山へ行くのか海へ行くのかによっても、アウトドアのスタイルは変わってきます。
そして、食事や憩いの場所として使うのか、自転車やバイクの物置き場所として使うのか、荷物置きとして使うのか、あるいは野営するために使うのか、などの具体的なタープの使用方法を考えれば、自分に適した機能を持ったタープを選ぶことができます。
そして、自分のシチュエーション、使用方法に合わせて、それぞれのタープの特徴を生かした選び方をすれば、楽しくて快適なキャンプ生活を過ごすことができます。
タープの種類と特徴
タープは、大きく分けて4種類あります。
ヘキサタープ、レクタタープ、スクリーンタープ、ワンタッチタープで、それぞれに特徴があります。
ヘキサタープ
ヘキサタープは六角形(ヘキサゴン)の形をした1枚の布を、2本のポールで設営するタイプの非自立式のタープです。
構造も単純なので、設営は1人でも簡単に出来ます。
解放感と通気性がよいタープで、軽量でコンパクトに収納できるので持ち運びに便利です。
また、多彩なアレンジができるので、状況に応じた自分たち好みの形が作れます。
但し、サイドのスペースが空いた状態になっているので、横殴りの雨や寒い時期などには適しません。
また、スペースも狭いので少人数での使用に適しています。
レクタタープ
レクタタープは、長方形(レクタングル)の形をした1枚の布を、2本のメインポールと、4本のサブポールの計6本のポールで設営する非自立式のタープです。
ヘキサタープに比べると、高さも高くできるのと設営スペースが広くなるので、大人数での使用に適しています。
2本のポールだけでヘキサタープのような使い方ができたり、4本のポールだけで設営したりと、多彩なアレンジが出来るので、状況に応じたタープスタイルを作ることができます。
但し、サイドスペースが空いた状態になっているので、横殴りの雨や寒い日などには適しません。
また、ポールが多いなどで重量が重くなり持ち運びにも大変になります。
スクリーンタープ
スクリーンタープは、底のないテントのような形をしていて、サイドも布で覆われている自立式のタープです。
サイドはメッシュになっていて、その上からサイドシートがジッパーなどで閉められるようになっています。
暑い夏や虫が気になるときには4面スクリーンタープとして使えますし、冬や雨の日などには4面のサイドシートを閉めれば、雨風を防ぐことができるオールシーズン用のタープです。
但し、サイドが布で覆われているので、ヘキサタープやレクタタープのような解放感は味わえません。
ワンタッチタープ
ワンタッチで設営ができてしまうというタープです。
フレームを開く・シートを被せる・脚を伸ばすという3ステップで設営完了できるので、初心者でも大人2人がいれば5分程度で設営が完了してしまうほど簡単なタープです。
デイキャンプやベーベキューなどの時間が少ないときには、素早く設営できるので非常に便利なタープです。
自立式なので初心者でも安心して使えます。
風や横殴りの雨を防ぐためにはサイドシートを使えば防ぐことができます。
また、メーカーによっては蚊帳のようにメッシュのサイドシートが付けられるものもあります。
但し、サイドシートは別売りになっているものもが多いので、購入時には必ずチェックして、一緒にそろえておくことをおすすめします。
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タープの購入
タープの予備知識もついたところで、自分のスタイルに合ったタープの種類が決まったらお店に行きましょう。
サイズ、形状、カラー、性能、価格を見て、自分のイメージにぴったりのタープを探してください。
暑さ対策には、UVコーティング等の施された生地のタープを選ぶようにすることも大切なチェックポイントです。
耐水性とかどれくらいの風まで耐えられるのかなど、細かい仕様などよく分からないことは、お店のスタッフにどんどん訪ねて、しっかりと納得してから購入してください。
ある程度の価格はしますが、有名なメーカー品を選ぶ方が間違えありません。
タープの張り方
ヘキサタープ
- 設営したい場所にタープを広げます。
- センターポールをタープの両端の穴にセットします。
- 立てたポールの先端に張り綱の中心を結びつけます。
- 取付け張り網の両端を45度になるように張っていきペグで固定します。
- もう1本のポールも同じようにして2本のポールを立てます。
- タープの4隅にあるグロメットにロープを結び引っ張ってぺグで固定します。
- 4箇所のテンションをそれぞれ調整して完成です。
ヘキサタープはいろいろな設営バリエーションが楽しめますので、キャンプやBBQなどへのお出かけ前に、一度説明書を読んで設営してみることをおすすめします。
少なくとも、説明書には必ず目を通しておいてください。また動画などで設営方法を事前にチェックしておくこともおすすめです。
レクタタープ
基本的には、ヘキサタープの張り方と一緒で、レクサタープはメインポールを2本、サブポールを4本使って張っていきます。
・最初に、メインポール2本をヘキサタープのように立ててください。
・次に、サブポール4本を四隅に立てていき、各ロープをペグで固定していきます。
スクリーンタープ
・設営場所を決めたら、出入り口を確認しタープを広げます。
・屋根用のポールをジョイントしながら、タープのスリープに挿し込みます。
・全て挿し終わったら、ポールの両端をジョイントパーツに挿しこんで完成です。
ワンタッチタープ
説明書で通り行えば、ワンタッチで設営が完了します。
まとめ
タープ購入前に、まずは自分のアウトドアのシチュエーションを確認しましょう。
それによって、どのような形で、どのような機能を持ったタープがよいのか決まります。
そこで、自分に合ったタープ選びをしてください。
購入したタープは、使用前に一度組み立ててみることをおすすめします。
組立てができない場合には、説明書を見ながら動画などで組み立て方をチェックするなどして、現地で組上げられないなんてことにならないようにしてください。
キャンプやBBQのときには、ぜひタープを一緒に持っていって、快適なアウトドアライフを楽しんでください。
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